対面販売のDXに有効?日本のライブコマース利用動向レポート
日本においてもライブコマースへの関心は高く、着手を検討されている企業も少なくありません。では、現時点におけるライブコマースの利用状況はどのようになっているのでしょうか。本記事では、アンケート調査を通じて見えてきたライブコマースの利用動向や利用者から見たメリット、求められている商品などを紹介します。
ライブコマースの日本における認知・利用動向とは
日本でも徐々に広がりを見せているライブコマースですが、中国ではすでにライブコマースが隆盛を迎えています。日本でも、一部の企業がライブコマースに注目し、実際に取り組みを始めており、中には売上が 2倍になった事例などもあるなど、今後の盛りあがりが期待されます。
以下では、ライブコマースが中国で活発である理由やライブコマース導入を成功へ導くための活用ポイントを紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。
このような点を踏まえると、日本でもライブコマースが消費活動に大きな影響を与えるようになる可能性は十分にあるといえます。
ライブコマース利用者のリアルな声
ライブコマースが注目を集める可能性があるといっても、実際にどのくらいの人が利用しているのか気になる方も少なくないと思います。2021年7月に当社にて実施したインターネット調査データをもとにライブコマースの利用実態をご紹介します。
【調査概要】
調査内容 ライブコマースに関する利用実態調査
調査期間 2021年7月2日~7月5日
調査対象者 1年以内にライブコマースの利用経験がある20歳~59歳の男女
調査方法 インターネット調査
有効回答数 本調査400名
ライブコマースでの購入経験ありは50%、ほぼ毎月購入する人は31%!
ライブコマースの購入経験について尋ねたアンケートでは、回答者のうち半数が実際に購入した経験を持っていることが明らかになりました。
・見て商品を買ったことがある(50.0%)
・見たことはあるが商品は買ったことはない(50.0%)
また、ライブコマースの購入頻度に関して、購入経験者200名を対象にアンケートを行ったところ、ほぼ毎月購入する人の割合が31% 、2〜3ヶ月に1度購入する人が38%という結果になりました。
このことから、視聴してもらえれば、購入につながる可能性は大いにあると考えられます。
ライブコマース視聴後、購入経験者の約5割が「ECサイト」を訪問!
ライブコマースでの購入経験者の中には、ライブ中に直接商品を購入するだけではなく、視聴後にECサイトを訪問している人も5割ほど存在することがわかりました。このタイプは、視聴後に複数のECサイトを比較したうえで価格が安いサイトで購入している可能性が考えられます。そのほかにも、ライブコマース視聴後に実店舗を訪れているケースも約3割あるなど、ライブコマースを視聴した後の行動はさまざまです。
最終的に商品の購入をするとしても、その経路が異なる点は注目するべきポイントだといえるでしょう。
対面販売のDXとしてのライブコマース
企業の中にはDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業は少なくなく、販売業も例外ではありません。例えば、身近なところでは、スーパーやコンビニエンスストアなどにおいて、有人のレジだけでなくセルフサービス型のレジが導入されていることがあります。これが店舗におけるDXといえます。
ライブコマースの場合、百貨店や家電量販店など、店員が対面で消費者に商品を販売する対面販売のDX化と捉えることができるでしょう。
ライブコマースでの対面販売のDX化については以下でも詳しく紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。
今後も多くの利用者が期待されるライブコマース
日本でも徐々に広がり始め、今後さらに利用者が増加すると予想されるライブコマースを利用することで、売上がアップする可能性も十分に考えられます。
EC 売上の過去最高記録も現実的に
企業の中には、商品のポイントの導入や消費者に自分事化させる工夫、さらには消費者が楽しめる工夫を行うことで、過去最高のEC売上を記録しているケースもみられます。
以下では、ライブコマースを導入し、初回配信で紹介していた商品が配信中に早々に欠品となり大盛況になった株式会社早和果樹園様の事例を詳しく紹介しています。
【ライブコマース導入事例】初回配信でエンゲージメント率67%を達成!株式会社早和果樹園様が感じたライブコマースの魅力とは?
先述のアンケートでもあるように、ライブコマースを利用・視聴したことのある人の中で 、実際に購入したことのある人は半数という結果が出ています。また、今後も半数以上の人は、ライブコマースを利用する意向があることも明らかになっていることから、さらなる売上アップを目指す企業にとってライブコマースの活用は相性の良い手法といえます。
ライブコマースは、商品を詳しく説明できるほか、見せ方を工夫することで視聴者が実際の使用感を理解し、リアルタイムで質疑応答ができることが大きなメリットです。これらのメリットを活用しつつ、消費者にアプローチできれば、ライブコマース経由での売上アップ、ひいてはECの売上のアップにつながると考えられます。
ライブコマースを導入する具体的なメリットは以下で詳しくご紹介しています。
初めてライブコマースを実施するなら実績豊富な 17LIVE の「HandsUP」
ライブコマースへの関心の高さから、これからライブコマースにチャレンジする企業も少なくないでしょう。一方で、ライブ配信の知見がないために、チャレンジを迷っている企業もいると考えられます。
こういったはじめてライブコマースに取り組む企業には、実績豊富な 17LIVE の「HandsUP」の利用がおすすめです。HandsUPは、ライブ配信プラットフォームである 17LIVE が、ライブコマースのノウハウがない企業向けに提供する支援ツールです。
ライブ配信機能やコマース機能をはじめとして、販促や効果分析なども行えるため商品の特長に合った工夫などイブ配信の知見がない方でも取り組みやすい仕組みになっています。 17LIVEは、世界6地域に拠点を持っており、世界中に4,500万人のユーザー数を抱えている点が特徴です。また、大人数のユーザーに対応できるよう業界最大規模のサーバーを所有しているため、安心してライブ配信を行えるでしょう。
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