アパレル業界の救世主となる!「ライブコマース」成功のポイントとは?

2021年7月16日

ライブ配信とECを組み合わせた、新しい販売形態である「ライブコマース」。ですが、ライブコマースとは何か?ライブコマースで何ができるのか?がわからない方も多いのではないでしょうか。ライブコマースの基本的な知識やできること、ライブコマースの実践例などを詳しく紹介します。

ライブコマースとは何か?

日本国内でも注目が集まりつつあるライブコマースは、アジア圏でも市場が広がっており、中国ではすでに一般的な販売手法となっています。ここでは、ライブコマースとは一体どのようなものなのか、ライブコマースの市場や浸透率について詳しく解説します。

ライブ配信を活用した新しい販売形態

ライブコマースは、ECサイトとライブ配信の動画を掛け合わせた、新しい販売形態の1つです。お客様は動画の視聴者として、気になる商品の紹介動画をチェック。実際に気になる商品を見つけたら、そのまま画面上から購入できるのが特長です。

また、動画は撮影したものを流すのではなくリアルタイムなので、お客様(視聴者)と配信者が直接コミュニケーションを取ることが可能です。生放送ならではの「臨場感」を体験できます。

ライブコマースの詳しい内容については、 こちらの記事で解説しています。ぜひ、併せてご覧ください。

ライブコマースの市場や浸透率

ライブコマースは、現在、世界でその市場を拡大し続けているサービスです。日本でも、少しずつライブコマースの認知度は高まりつつあります。

アジア圏では、中国がすでにライブコマースを活用しており、世界最大規模の会計事務所である「デロイト」によると、2018年時点のライブコマース市場は約44億ドル。中国全域に広く浸透していることがわかります。(※1)

一方、日本におけるライブコマース市場は2017年ごろに浸透し始めたものの、中国のような目まぐるしい発展はしていません。認知度も低く、実際にライブコマースのライブ動画を観たことがあるという方も少ないのが現状です。

しかし、2020年に新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの実店舗が困難になったことにより、ライブコマースが注目されるようになりました。非接触でも、実店舗で買い物をしているような体験が得られるライブコマース。今後、日本でも市場が拡大していくと予想されています。

ライブコマースでできること

ライブコマースは、リアルタイムでライブ動画を配信し、視聴者に興味をもってもらうための新しい販売形態であることがわかりました。ここでは、ライブコマースでできることにスポットを当て、より詳しく解説します。

視聴者と直接コミュニケーションが取れる

ライブコマースの一番の魅力といえるのが、お客様(視聴者)と直接コミュニケーションが取れることです。事前に録画したものを流すのではなく、リアルタイムで商品やサービスを紹介するので、配信者と視聴者の双方向でやり取りをすることが可能です。

実店舗で買い物をしているような感覚で、視聴者は気軽に配信者に話しかけられるのがライブ配信の強みといえるでしょう。

どんな些細なことでも気軽に質問できる環境があることで、ECサイトで購入する時の不安を解消できます。また、文章だけでは伝えきれない商品の良さなどを伝えられるのも、大きなメリットです。

購入までの導線がスムーズ

ライブコマースはECサイトと異なり、購入までの導線がスムーズで、「お金を払う」行為の敷居が低くなるのがメリットです。ECサイトでは、商品の質や値段に納得しても、いざ購入する直前になるとクリックをためらってしまうことがあります。

また、購入のタイミングで複雑な手続きや入力が必要になると、その時点で面倒だと感じてしまうことも。どんな些細なことでも、購買意欲がなくなれば商品購入のチャンスを逃してしまうことになるのです。

一方、ライブコマースでは、ライブ配信を観たお客様(視聴者)が、この商品を購入したいと思ったら、数回クリックするだけで購入できます。欲しいと感じた瞬間の購買意欲を削がれることなく購入できるので、視聴者もストレスを感じません。

また、気持ちよく買い物ができることで、多くの方がポジティブな体験として記憶されるのも、LTVの増加や、その後の顧客とのコミュニケーションにつながります。

新たな顧客の獲得

アパレル系のECサイトは、ライブコマースの配信を通じて、配信者のファッションセンスを活かしたコーディネートの提案ができます。インフルエンサーや有名人が商品紹介すれば、その人達をきっかけにして、ブランドの新しいファンを獲得できるかもしれません。

また、ライブ配信中に視聴者が質問した内容は、データとして記録することが可能です。

コメントは、店員には直接聞きにくいことや、ECでは解決できない部分を知ることができる貴重な視聴者の声なので、配信者もたくさんのデータを集めることができます。そのデータを基にして、次の商品企画に活かせば、また新しい顧客獲得につながっていくでしょう。

ライブコマース導入事例:店舗1日分の売上を45分で達成

では、実際に17(イチナナ)LIVE株式会社が提供するライブコマース「HandsUP(ハンズアップ)」を導入しているアパレルメーカーD社の事例をご紹介します。D社は、若い女性を中心に人気の高いブランドです。

D社は、リアル店舗以外にファンとつながれる場の創出を目的として2020年1月にHandsUPを導入しました。週1回顧客向けに配信をし、ライブコマース限定のセールなどを展開。45分の配信で店舗1日分の売上を創出するなど、目に見える成果を上げています。

また、D社はFacebook®を活用し、公式サイトからライブ配信が行われる前に告知することで、集客アップを叶えています。※「Facebook」は、Facebook, Inc.の登録商標です。

HandsUPでライブコマースを成功へ

ライブコマースを活用すれば、お客様はECサイトで購入するよりも、商品やサービスを身近に感じられます。また、配信者と直接コミュニケーションが取れるので、視聴者も納得した状態で商品が手に入れられることが、大きなメリットだといえるでしょう。

しかし、何も知識がないままでライブコマースを始めてしまうと、ただのライブ配信だけに終わってしまう恐れがあります。ライブコマースを通じて、しっかりと商品を購入してもらうためには、集客方法や配信ノウハウ、画角や当日のコンテンツなどの内容を、しっかりと詰めなくてはいけません。

HandsUpは、データの可視化をすることでPDCAサイクルを回し、ライブコマースを成功へと導きます。また、HandsUPでどのようにしてライブコマースを始めれば良いのかなどの不安や疑問をしっかりと解決します。ライブコマースの導入を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。

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このコラムを書いたライター
HandsUP 運営事務局
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HandsUPは全世界5,000万ユーザーを抱えるライブ配信プラットフォーム「17LIVE」が提供するライブコマースソリューションです。本サイトでは弊社がライブ配信で培ったノウハウを生かし、ライブコマースに関するトレンド・業界動向からノウハウ、成功事例まで、ライブコマースの実践に役立つ様々な情報をお届けします。

参照

※1Deloitte「Live thrives in an online world」