どのように配信したらいい?化粧品メーカーのライブコマース活用事例をご紹介!

2021年7月16日

ECサイトとライブ配信を組み合わせて、リアルタイムで商品を紹介するライブコマースは、化粧品などの美容業界にピッタリな販売形態だといえます。ですが、ライブコマースとは何か、活用方法がよくわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は、美容業界のライブコマース活用事例やライブコマース活用のポイントなどを詳しく解説します。ライブコマースの導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

ライブコマースとは何か?

ライブコマースとは、ECサイトやSNSなどでライブ配信を行い、視聴者と配信者がコミュニケーションを取りながら商品を購入ができる、新しい販売形態のことです。ECサイトやSNSだけでは伝わりにくい、商品の細かい説明を配信者がしてくれるので、視聴者の興味も高まります。

また、視聴者が商品やサービスに感じた疑問も、リアルタイムで質問できるので配信者もすぐに答えることが可能です。

ライブコマースの内容については、 こちらで詳しく解説しています。ぜひ、併せてご覧ください。

 

ライブコマースは化粧品・美容商品との相性がいい

ライブコマースは、化粧品・美容商品との相性がよく、実際に導入を決めている企業も増えつつあります。ここでは、なぜライブコマースと化粧品・美容商品の相性がよいのか、2つのポイントで詳しく解説します。

化粧品・美容商品は実際に使ってみないと使用感が伝わりにくい

化粧品・美容商品は、実際に商品を使ってみないと使用感がわからないという点から、ECサイトよりもライブコマースのほうが相性がよいです。海外のライブコマース事情を見ても、アパレルや化粧品関連のブランドが強いことがわかっています。

配信者が化粧品や美容商品を実際に使ってみて、その使用感を紹介することで、視聴者はよりイメージが掴みやすくなります。写真やテキストだけでは十分に伝えられない化粧品や美容商品の魅力も、ライブコマースなら臨場感をもって、しっかり伝えることができます。

視聴者の疑問が解消しやすい

ライブコマースは、リアルタイムでライブ配信を行うため、視聴者は化粧品や美容商品で気になったことをその場で確認できます。配信者も、視聴者の気になる疑問や質問にすぐに答えられるので、視聴者はその商品をより信頼できます。

また、配信者のライブ配信画面からすぐに商品が購入できるので、視聴者の購買意欲を下げにくいのもうれしいポイントです。疑問をしっかりと解消し、納得した上で購入できるので、ECサイトで購入するよりも、視聴者は高い満足度が得られます。

ライブコマースの配信者は、主にショップの店員やビューティーコンサルタント、人気のある有名人やインフルエンサーなどが起用されます。憧れの人や知識がある人がしっかりと商品を説明してくれるので、化粧品や美容商品もより魅力的に映るでしょう。

新たな販売チャネルとして注目されるライブコマース

新型コロナウイルスの感染拡大によって、実店舗への客足が遠のいている中、ライブコマースは新しい販売チャネルとして注目されています。ECサイトやSNSだけでは、情報が一方通行になり、お客様の反応を確かめられません。しかし、ライブコマースであれば、お客様と双方向でコミュニケーションを取ることが可能です。

お客様である視聴者は、配信者とリアルタイムにやり取りをしながら、気になる商品をチェックできるので、視聴者はまるで実店舗で買い物をしているような臨場感が得られます。

また、ライブコマースは基本的に、とおりすがりの人が視聴することは少ないです。配信者が配信時間に送信し、興味を持った人が視聴者になるので、ライブ配信を視聴している人は、ある程度の購買意欲があると考えられます。

購買意欲の高い視聴者に、ピンポイントでアプローチできるライブコマースを活用すれば、自然と化粧品や美容商品の購買率を高められるでしょう。

▶ 美容・コスメ業界向けライブコマース活用シーン

実際に活用されている化粧品ブランド、美容業界でのライブコマース事例

某化粧品ブランド企業では、2021年1月からライブコマースの導入を決めました。新型コロナウイルスの感染拡大により、実店舗での販売が伸び悩む中、EC化率の向上を目的とし、新たな販売チャネルとしてトライアル導入したことがきっかけです。

月に1~2回、ライブコマースでライブ配信を行い、ライブ限定セットを販売。配信者は店舗スタッフやビューティーコンサルタント・自社メイクアップアーティストなど、化粧品に詳しい方を起用しています。

今は月に1~2回の配信ですが、いずれ週に1回まで頻度を高めていく予定です。

これまで、インスタライブを数回試していたのですが、あまり視聴者に興味を持ってもらえず、正直、ライブコマースも大丈夫かどうか疑心暗鬼だったとのこと。しかし、CVRが向上したことで、ほかのブランドにもライブコマースを利用する方向で動いており、今後に期待しています。

ライブコマースの導入を決めたきっかけは、やはり新型コロナウイルス感染拡大が大きいようです。実店舗での販売が伸び悩んでいる企業は、今回の事例を参考にして、ぜひライブコマースの導入を検討してみてください。

▶ ライブコマースの導入事例

ライブコマースを活用するポイント

ライブコマースの一番の特長は、リアルタイムでライブ配信を行うという点です。配信者が化粧品や美容商品の使用感・特長を説明する中で、視聴者が聞きたいことや疑問に思ったことをすぐに質問できます。

配信者は商品の良さや特長をアピールするだけではなく、視聴者の声にしっかりと耳を傾けることが大切です。一方的に伝えたいことを伝えるのではなく、5分に1回くらいのペースで視聴者のコメントに答え、コミュニケーションを取りながら配信することを心がけましょう。

そうすれば、視聴者の疑問を解消でき、より商品に対する興味や満足度も高められるでしょう。

ライブコマースに関するご相談はHandsUPへ

化粧品や美容商品は、実際に使ってみないと使用感がわからないことから、ライブコマースとの相性はぴったりです。ライブコマースは今、市場規模が拡大しつつあり、日本でも多くの企業が参入を検討しています。

17(イチナナ)LIVE株式会社が提供するライブコマース「HandsUP(ハンズアップ)」は、買う楽しさ・つながる楽しさを体感できるサービスです。HandsUPでは、集客から台本作成、当日のコンテンツ、画角や配信ノウハウまで、様々なサポートも提供しています。

また、コマースに特化したツールだからこそ、ユーザが見やすいUI、簡単で使いやすい購入ステップを提供できます。今回の記事をきっかけに、ライブコマースが気になった方は、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

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このコラムを書いたライター
HandsUP 運営事務局
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