【2022年最新版】
ライブコマースに関する利用実態調査。
2021年版とも比較!

2023年5月8日

昨今のネットショッピングやEC市場の急成長に伴い、新しい販売チャネルとしてライブコマースを導入したいと検討している企業は多いのではないでしょうか。一方で導入したいものの、利用実態がわからず、導入に踏み切れないというケースもあるかもしれません。そこで本記事では、17LIVEが行ったライブコマースの利用実態調査の結果をご紹介します。

ライブコマースを利用する、知るきっかけとは?

伴走型ライブコマースソリューション「HandsUP」を運営する17LIVEでは、ライブコマースに関する利用実態調査を行っています。以降では、過去1年でライブコマースを使ったことのある20歳~59歳の男女400名を対象に行った利用実態調査について、2021年調査と2022年調査の結果を比較しながら、ご紹介します。

各調査の概要は以下の通りです。

【2021年版:調査概要】
• 調査内容:ライブコマースに関する利用実態調査
• 調査期間:2021年7月2日~7月5日
• 調査対象者:直近1年以内にライブコマースの利用経験がある20歳~59歳の男女
• 調査方法:インターネット調査
• 有効回答数:400名

【2022年版:調査概要】
• 調査内容:ライブコマースにおける利用実態調査
• 調査期間:2022年11月4日(金)~11月6日(日)
• 調査対象者:直近1年以内にライブコマースの利用経験がある20歳~59歳の男女
• 調査方法 インターネット調査
• 有効回答数:400名

利用するきっかけとしては「商品への興味」が1位

ライブコマースの利用(閲覧のみも含む)について尋ねたところ、利用するきっかけとしては、「興味のある商品があったから」が2021年(31.5%)、2022年(34.0%)でともに1位でした。

次いで、2021年においては、「好きな有名人が始めたから(29.3%)」、「好きなブランドが始めたから(27.8%)」、2022年では、「SNSで見かけたから(33.3%)」、「好きなブランドが始めたから(32.3%)」となっており、若干の違いが見られます。
大きな変化は見られませんが、SNSが利用のきっかけになっているケースが増えていることが伺えます。

ライブコマースを利用するようになったきっかけ

ライブコマースを利用し始めたきっかけ

ライブコマースを知るきっかけとしては、SNSが大半

ライブコマースを認識するきっかけ・情報源として多くの方はSNSであると回答しています。2021年、2022年ともにライブコマースを知るきっかけとなったものは、上位1~3位で同じ結果でした。

その一方で、実際のショップやECサイト内でのきっかけもあることから、ライブコマースはこれらのサイトに来訪する購入意欲が高いユーザーに対する集客チャネルとして有効であることが伺えます。

ライブコマースの実施を知るきっかけ

ライブコマースの実施を知るきっかけ

ライブコマースにて消費者が感じていること、買われているもの

実際にライブコマースで利用者はどのような印象をうけ、どのようなものを購入しているのでしょうか。
尋ねてみたところ、利用した印象としては2021年、2022年ともに「商品の特徴が分かりやすい」「商品の使い方が分かりやすい」といった回答が上位であり、画像やテキストだけでは伝えきれない商品の魅力を伝えられるライブコマース特有のメリットを実感しているユーザーが多いことが分かります

また、2021年から2022年で上昇しており、ライブコマースの特徴をより多くの人が理解していると考えられます。

ライブコマースを利用した印象

ライブコマースを利用した印象

次に、どのようなものを購入しているのか尋ねたところ、食品や飲料、日用品といった日常で使用するものが多い結果となりました。2021年と2022年の結果と比較すると、飲料、健康、食品を購入したユーザーがそれぞれ15%増加していることから、消耗品の購入が増加傾向にあることが分かりました。

ライブコマースで購入したことがある商品

ライブコマースで購入経験がある商品

ライブコマースでの購入を決める「きっかけ」

商品を購入する際の「後押し」となるきっかけ・理由についても尋ねたところ、2021年、2022年ともに、「商品の特徴が分かりやすいから」、「配信が面白いから」が1位、2位となりました

一方で3位は、2021年だと「好きな有名人がおすすめしていたから(37.5%)」だったものが2022年は「限定の商品・価格・パッケージなどがあるから(42.5%)」に変化(+12.5pt)しています。
この点から、ライブコマースにおける限定プロモーションは購買の後押しに有効であるとわかります。

まとめ:最新利用実態からみたライブコマースの現在

以下では、これまでご紹介した調査結果を踏まえて、2021年~2022年までの変化と今後のライブコマースについて解説します。

2021年と2022年のライブコマースの状況の変化

2つの調査結果から分かるように、消費者の利用実態として2021年から2022年で大きな変化はありません。

一方でライブコマースの特有のメリットを感じていたり、限定プロモーションによる影響を受けたりしている回答が上昇していることから、今後ライブコマースを導入する企業ではライブコマースならではの施策を実施することが大切と言えるでしょう。

今後のライブコマースについて

ライブコマースについてのメリットを感じている方が増えている一方で、日本におけるライブコマースの普及はまだまだ進んでいません。実際に今後の利用意向について質問したところ、2021年、2022年ともに、60%ほどとなっており、利用したいと思っているユーザーが増えているとは言えない状況です。

そのため今後は、ライブコマースを利用したい意欲的なユーザーをどのように増やしていけるかがポイントになると考えられます。

ライブコマースの今後の利用意向

ライブコマースの今後の利用意向

本記事でご紹介した、2022年版ライブコマースにおける利用実態調査の詳細は以下資料をご覧ください。

また、17LIVEでは、ライブコマースのツールの提供と実行サポートを一気通貫で行う、伴走型ライブコマースソリューション「HandsUP」を提供しています。
ライブコマース導入企業がつまずききやすい課題を、日本No.1ライブ配信アプリである「17LIVE」のテクノロジーとノウハウの提供と伴走型コンサルティングによって解決し、お客さまのライブコマース成功を後押しします。

HandsUPにご興味のある方は以下もぜひご覧ください。

おすすめ資料

【2022年11月度】
ライブコマースにおける利用実態調査

ライブコマースを利用し始めたきっかけから、購入理由や金額、利用後の行動まで、利用実態調査で分かった17のファクトをご紹介します。

資料ダウンロード
このコラムを書いたライター
HandsUP 運営事務局
HandsUP 運営事務局
HandsUPは全世界5,000万ユーザーを抱えるライブ配信プラットフォーム「17LIVE」が提供するライブコマースソリューションです。本サイトでは弊社がライブ配信で培ったノウハウを生かし、ライブコマースに関するトレンド・業界動向からノウハウ、成功事例まで、ライブコマースの実践に役立つ様々な情報をお届けします。